【まとめ！】医療提供施設（医療法）

医療提供施設とは

（前略）病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、調剤を実施する薬局その他の医療を提供する施設（以下「医療提供施設」という。）（攻略）

医療法 : 第一条の二－2

医療法では、以下のものを医療提供施設としています。

1. 病院
2. 診療所
3. 介護老人保健施設
4. 介護医療院
5. 調剤を実施する薬局
6. その他の医療を提供する施設（助産所）

それでは、その中身を。

医療施設

「医療施設」は医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所で、病院と診療所がそれにあたります。

病院と診療所は病床数によって区別され、設置できる病床の種類にも差があります。

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病院

種類	主な承認要件
特定機能病院	高度の医療を提供する能力 400床以上 定められた16の診療科 厚生労働大臣が承認
地域医療支援病院	救急医療を提供する能力 200床以上 都道府県知事が承認
一般病院 その他病院	20床以上

診療所

種類	病床数
有床診療所	1～19床
無床診療所	0床

介護老人保健施設、介護医療院

介護保険法に基づいた「介護福祉施設」の中で、介護老人保健施設と介護医療院が医療提供施設となっています。

介護福祉施設

介護老人保健施設（老人保健施設）

介護医療院

介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）

介護療養型医療施設 ←2024年3月末廃止

調剤を実施する薬局

調剤薬局

その他医療を提供する施設

助産所

助産師が業務を行う場所。
（病院又は診療所において行うものを除く）

• 嘱託医師を定めて置かなければならない。
• 妊婦、産婦、又はじょく婦10人以上の入所施設を有してはならない。
  （＝9床まで）

再確認！医療提供施設ではないもの

• 施術所
• 介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）

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