Webサイトやブログに使える投げ銭(寄付)サービス比較


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自分のサイトに投げ銭(寄付)システムを置くことに決め、どれが自分のサイトにあっているか検討してみました。

手数料比較

サイトで利用できる投げ銭サービスは想像以上に種類がありました。

投げ銭特化型、何らかのサービスに投げ銭機能が付いているもの。(サイトの場合は投げ銭というよりもサポートという言葉の方がよく使われるのかもしれません)

けれども、どれも手数料が高いようです。


標準的なサービス例

利用料無料
販売手数料販売額の15%
売上金振込手数料300円/1回
寄付可能額¥100~
決済方法クレジットカード、デビットカード、携帯決済など、サービスによって異なりますが、ほぼ必ずあるのはクレジットカード。

サービスの様式が変わっても手数料体系はだいたい↑こんな感じなのですが、この例だと4名の方から最少金額100円の寄付を頂いて400円。それをすぐに振り込んでもらおうとしたら、


100円×4[400円]ー販売手数料15%[60円]ー振込手数料[300円]40円


って、泣いてまうやろ。


多額の寄付が集められるのなら気にならないのかもしれませんが、小額のやり取りしかない場合には、振込手数料で3名分の厚意が消滅してしまうのがやるせないです。


Amazonギフト券ならどうか。

手数料 無料
寄付可能額 ¥15~

Amazonギフト券なら、15円から手数料無料で受け取ることが出来ます。

15円は手軽で、サイト全体ではなく1ページ閲覧しただけの人でも「お礼をしても良いかな」と思えそうな金額。なおかつAmazonには既にクレジットカードなどの登録を済ませている人も多いでしょうから、支払手続きも負担にならないであろうメリットがあります。

(残念ながら、ポイントをギフト券購入に使用してもらうことは出来ません)


けれども、当然のことながらギフト券で買えるのはAmazon商品のみ。

いくら品揃えが多いといっても他所で買った方が安いものも沢山あるので、ギフト券を使うためにあまり必要ではないものや割高の物を購入することになるのなら、頂いた小額寄付が逆にマイナスになってしまうということにもなりかねません。


Amazonギフト券を現金化する方法もありますが、そうすると結局手数料も手間もかかってしまいます。

ということで、これは採用する可能性はあれども保留。

受け取れるのが現金だったらいいんですけどね。


PayPalもある。

PayPalがやっているPayPal.Meでも自分専用のリンクを作成し、そこから支払いを受けることが出来ますが、利用するには寄付する人にもPayPalのアカウントを作ってもらわなければなりません。

私自身はたまたま以前にPayPal指定の支払いがあったので既にアカウントを持っていますが、巷では持っていない人の方が多そう。

手数料が無料になる個人間取引では本人確認銀行の口座登録なども必要になるので、小額の寄付の為にわざわざ?と考えるとハードルが高いかなと思います。

個人間ビジネス取引
基本利用料 無料
決済手段 銀行口座 銀行口座、クレジットカード、デビットカード
決済手数料 無料 3.6%+40円/1件
取扱額 ¥1~
銀行への引き出し手数料 5万円以上/1回あたり・・・・無料
5万円未満/1回あたり・・・・250円

クレジットカードが使用できるビジネス取引では、クレジットカードの手数料のほかに毎取引ごとに40円を取られます。

寄付額の下限はありませんが、42円以下の寄付だと折角寄付してもらっても自分のものになるのは0円です。小額取引には他のサービスを検討した方がよさそうです。

結婚式の二次会の幹事さんが参加者からお金を集めるとか、月謝の収集などの個人間、なおかつ引き出し手数料が掛からなくなる5万円を無理なく超えるような取引であれば、便利に使えるかもしれませんね。



決済会社が直接行っているサービス

何かどのサービスにも踏ん切りがつかないなぁ……と果てしなく検索していたら、↑①の標準的なサービスは、その多くが決済会社Stripeの手数料に①独自のサービス料を上乗せして支払額が決まっているようだと分かりました。

例で出した「販売額の15%」から「決済手数料3.6%」を引いた「11.4%」がサービス会社の取り分。

決済会社サービス会社の取り分
一般サービス クレジットカード決済手数料
3.6%
サービス料 振込手数料

もし自分が直接Stripeの決済システムだけを利用してお金のやり取りが出来れば、その11.4%部分の費用を抑えることが可能なはずです。


で、やろうとしてみたところ・・・・分からん。


WordPressに導入のためのプラグインもあるし、頑張ったらプログラマーでなくてもなんとかなるのかもしれませんが、そのまま投げ銭として使えるものは無いようで、やり方がよくわからず私は断念。

難しいことを人にやってもらうから手数料というものが発生しているんだなぁと納得しました。



しかし、それでも諦めずに探してみると、ありました!
決済会社が直接やっている寄付(投げ銭)サービス。

Squareです。

Stripeの話の後にSquareでややこしいですが、ストライプとスクエアで、スクエアの方。


決済手数料サービス会社の取り分
一般サービス 3.6% サービス料 振込手数料
Square 3.6% 無料 無料

寄付の取り扱いはクレジットカードしかありませんが、差し引かれるのはクレジットカードの決済手数料だけ。最少寄付額は100円です。

サイトへの導入の仕方も簡単で、プラングインなど入れなくともSquareのサイト上でリンクやボタンの作成が完了しました。

文字や色など変更してもいいので、実際にコクシーランド用に作ってみたのが、↓こちらです。


コクシーランドのご愛用、
ありがとうございます。

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寄付する

これを各ページの下に貼り付け、寄付をお願いすることにしました。


以下のページでSquareに関するもう少し詳しい説明と、実際の寄付(投げ銭)リンクの作り方を記していますので、興味のある方はどうぞ。


Square(スクエア)の寄付機能で、投げ銭リンクの作り方





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【紙の参考書】国試黒本の紹介

コクシーランドのご愛用、
ありがとうございます。

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