2015年(平成27年)実施

※正解2つ。どちらか1つを選べば正解になります。
「上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。」
「16歳の男子。試験前になると食欲不振、腹部膨満感が起こる。腹鳴や腹痛を伴う下痢を頻発する。」
最も適切な病証はどれか。
本患者の病証でみられる脈状はどれか。
「顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳がでる、立ちくらみ、食欲がない、寝ることを好んで起きたがらない。」
「背中がこわばり、陰の部が緩んで陽の部がひきつる。」
「43歳の女性。子育てと仕事の両立で倦怠感と下腿のだるさが常にある。顔色は黄色で艶がなく、下痢をしやすい。舌質は淡、脈は虚。」
「69歳の男性。主訴は呼吸促迫。冬になると症状が増悪する。少し動くだけで息切れが起こる。手足は冷たく、痰は希薄で色は白っぽい。舌質は淡白、脈は弱。」
「68歳の女性。主訴は左殿部の痛み。ローゼル・ネラトン線を指標とした検査で左側に異常を認めた。ニュートンテスト陰性。」
「35歳の女性。左側の第1指から第3指の指腹にしびれを感じる。患者の両手背を合わせ手関節の掌屈を強制させると、数秒後に手指のしびれが増強した。」
「86歳の女性。8月の日中に開かれたゲートボール大会でめまい感、悪心、軽い頭痛を訴えた。発汗量は少ない。バイタルサインに異常は認めない。」
「19歳の男性。体操競技選手。体幹のひねり動作時に腰部に違和感を訴え、近医にて分離すべり症と診断された。母趾の背屈力が弱い。」
「17歳の女子。陸上部の長距離選手。練習開始時、脛骨内側縁の中1/3と下1/3の境界付近に軽い痛みを覚えるようになったが、日常生活に支障はない。エックス線像に異常は認めない。」
パトリックテストの操作として適切なのはどれか。
この患者に勧める運動指導で最も適切なのはどれか。
「48歳の女性。右側の立脚相で明らかな左骨盤の沈下を認める。」
最も現れやすい所見はどれか。
本患者が次の文で示す経過をたどった。現在の病証はどれか。
「怒りの程度が徐々に激しくなり、自分で制御できなくなっていたが、その後、一旦治まり、それとともに目のかすみや手足のほてり、腰痛を自覚するようになった。現在はそれらの症状とともに軽い怒りと頭部の脹痛を覚えるようになった。」
罹患筋として最も適切なのはどれか。
本症例に低周波鍼通電療法を行う場合、陥凹部の圧痛・硬結部と組合せる刺鍼点として最も適切なのはどれか。
歩行中の痛みを起こす原因はどれか。
拍動の減弱を呈する動脈に向けた刺鍼で、足の冷えと痛みを治療するのに適切な経穴はどれか。
患者のホルモン検査で血中濃度が基準値より高いのはどれか。
患者の病証への治療方針で適切なのはどれか。
目的とした治療的作用はどれか。
施灸部に生じた膨隆に関与するのはどれか。
113番外側広筋となってますが、内側広筋だと思います。
NAOさん
ご連絡ありがとうございます。
胃経の郄穴である「梁丘」を指しているのだと思いますので、「大腿前外側、外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方2寸」が部位となり、今のままで正しいと思われます。
いつもお世話になっております。
「・・・淡は希薄で色は白っぽい。・・・」
(はき第23回-117)[東洋医学臨床論]
痰の誤字でしょうか?
MOさん
ご連絡ありがとうございます。
誤字ですね。
修正しました!