スポーツ外傷・障害の過去問題[臨《症》](鍼灸編)
2021.02.20
上腕骨外側上顆炎の治療穴として局所の経穴を考慮する場合、適するのはどれか。
(はき第1回-134)[東洋医学臨床論]
スポーツ外傷・障害と刺鍼する筋との組合せで正しいのはどれか。
(はき第2回-140)[東洋医学臨床論]
ジャンパー膝への鍼通電療法の対象として最も適切な筋はどれか。
(はき第3回-139)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者に対する治療で
誤っている記述はどれか。
「18歳の男性。陸上選手。最近、走り込むとアキレス腱部に痛みが起こる。熱感、腫脹はない。アキレス腱を伸展すると痛みが誘発される。」
(はき第4回-140)[東洋医学臨床論]
膝に痛みを起こす疾患と患部の治療穴との組合せで最も適切なのはどれか。
(はき第5回-132)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の治療対象となる筋はどれか。
「30歳の男性。野球選手。ボールを投げるとき肩関節外転外旋の肢位で痛みが起きる。ヤーガソンテスト陽性。」
(はき第5回-139)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害と患部への刺鍼部位との組合せで適切なのはどれか。
(はき第6回-139)[東洋医学臨床論]
下腿の慢性コンパートメント症候群の他動運動痛と患部への刺鍼部位との組合せで
誤っているのはどれか。
(はき第7回-139)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対する治療穴で適切なのはどれか。
「45歳の女性。1年前から水泳を始めた。最近クロールの際右肩に痛みが起こる。ペインフルアークサイン陽性。」
(はき第8回-133)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、治療対象となる罹患筋はどれか。
「45歳の男性。テニスをする際、バックハンドストローク時に肘に痛みを感じる。チェアテスト陽性。」
(はき第8回-140)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害と罹患局所への治療穴との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第9回-126)[東洋医学臨床論]
オスグッド病の罹患局所に対する施術部位として
適切でないのはどれか。
(はき第9回-140)[東洋医学臨床論]
野球肩で、痛みを誘発する自動運動の方向と治療部位との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第10回-139)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、適切な刺鍼部位はどれか。
「25歳の男性。テニス選手。最近バックハンドストローク時に肘に痛みを感じる。中指伸展テスト陽性。」
(はき第10回-140)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害とその局所治療穴との組合せで
誤っているのはどれか。
(はき第11回-138)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対して施術の対象となる罹患靱帯で適切なのはどれか。
「20歳の女性。陸上の長距離選手。最近、ランニング中に左膝関節の外側部に痛みを感じる。グラスピングテスト陽性。内反ストレステスト陰性。」
(はき第12回-134)[東洋医学臨床論]
理学的検査所見と局所治療穴との組合わせで
適切でないのはどれか。
(はき第12回-136)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、施術の対象とされる局所部位はどれか。
「45歳の男性。3か月前からボーリングを始めた。最近、投球動作で右肩に痛みが生じた。ペインフルアークサイン陰性。スピードテスト陽性。」
(はき第13回-134)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害と罹患局所への治療穴との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第13回-136)[東洋医学臨床論]
理学的検査所見と局所治療穴との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第14回-129)[東洋医学臨床論]
「17歳の男性。2か月前から陸上の練習中に右脛骨の下1/3に疼痛があり、徐々に歩行が困難となった。エックス線像に骨折の所見はない。知覚異常はないが足の屈曲(底屈)内反の抵抗運動で疼痛が誘発される。」
最も考えられるのはどれか。
(はき第14回-136)[東洋医学臨床論]
「17歳の男性。2か月前から陸上の練習中に右脛骨の下1/3に疼痛があり、徐々に歩行が困難となった。エックス線像に骨折の所見はない。知覚異常はないが足の屈曲(底屈)内反の抵抗運動で疼痛が誘発される。」
施術対象とする罹患筋で適切なのはどれか。
(はき第14回-137)[東洋医学臨床論]
野球の投球動作でフォロースルー(腕の振り抜き)期に肩後面に痛みがみられる場合、局所治療穴として適切なのはどれか。
※正解2つ。どちらか1つを選ぶと正解になります。(はき第15回-128)[東洋医学臨床論]
理学検査所見と罹患局所への治療穴との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第15回-131)[東洋医学臨床論]
「22歳の男性。テニスの選手。バックハンドストロークの際に肘に痛みを自覚する。」
病態の確認を目的として行う理学検査で
適切でないのはどれか。
(はき第16回-133)[東洋医学臨床論]
「22歳の男性。テニスの選手。バックハンドストロークの際に肘に痛みを自覚する。」
罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。
(はき第16回-134)[東洋医学臨床論]
運動による筋肉痛に対して局所施術を行う場合、罹患筋と治療穴との組合せで
適切でないのはどれか。
(はき第17回-126)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、罹患部への局所治療穴として適切なのはどれか。
「23歳の女性。バレーボール選手。スパイクの着地時に膝前面が痛む。」
(はき第17回-131)[東洋医学臨床論]
発育期に多いスポーツ障害として適切でないのはどれか。
(はき第18回-55)[東洋医学臨床論/臨床医学総論]
半腱様筋の痛みに対し、五刺の刺法を用いて施術する場合、適切な部位はどれか。
(はき第18回-126)[東洋医学臨床論]
理学検査所見と病態に対する局所治療穴との組合せで適切でないのはどれか。
(はき第18回-127)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、罹患部へ局所治療を行う場合、適切な筋はどれか。
「20歳の男性。ハードルの選手。練習中に右臀部に痛みを感じるようになった。股関節の他動的な内旋によって痛みは増強する。」
※公式発表では「梨状筋」のみが正しいとなっていますが、市販の過去問題集では該当する選択肢が複数ある不適切問題と解説されていましたので、3つとしました。どれか1つを選ぶと正解になります。(はき第18回-129)[東洋医学臨床論]
シンスプリントの罹患部に対する局所治療穴として適切なのはどれか。
(はき第18回-130)[東洋医学臨床論]
理学検査所見と局所治療穴との組合せで適切なのはどれか。
(はき第19回-128)[東洋医学臨床論]
ランニングによるオーバーユースが原因で、グラスピングテスト陽性となった患者に対する最も適切な局所治療穴はどれか。
(はき第19回-129)[東洋医学臨床論]
バックハンド型テニス肘の患者に対する局所治療穴で適切なのはどれか。
(はき第20回-126)[東洋医学臨床論]
スポーツ傷害と罹患筋に対する経穴との組合せで適切なのはどれか。
(はき第20回-132)[東洋医学臨床論]
下腿の慢性コンパートメント障害で障害部位と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。
(はき第20回-134)[東洋医学臨床論]
「18歳の男子学生。小学生の頃からバスケットボールを10年間続けている。1年前から腰痛がある。下肢症状はないが、L4-L5の棘突起間に階段状変形を認める。」
最も考えられる疾患はどれか。
(はき第20回-135)[東洋医学臨床論]
「18歳の男子学生。小学生の頃からバスケットボールを10年間続けている。1年前から腰痛がある。下肢症状はないが、L4-L5の棘突起間に階段状変形を認める。」
罹患部に対する局所治療穴として最も適切な経穴はどれか。
(はき第20回-136)[東洋医学臨床論]
「20歳の男性。社会人野球選手。連日バッティング練習を続けていたところ、グリップエンドが当たる左手根部に強い痛みを感じ、手に力が入りにくくなった。エックス線検査で骨折が認められた。現在、小指にしびれが残っている。」
骨折しているのはどれか。
(はき第20回-137)[東洋医学臨床論]
「20歳の男性。社会人野球選手。連日バッティング練習を続けていたところ、グリップエンドが当たる左手根部に強い痛みを感じ、手に力が入りにくくなった。エックス線検査で骨折が認められた。現在、小指にしびれが残っている。」
罹患神経に直接刺激を与えるのに最も適切な経穴はどれか。
(はき第20回-138)[東洋医学臨床論]
局所治療穴として小海穴が最も適切な理学検査所見はどれか。
(はき第21回-125)[東洋医学臨床論]
野球選手の慢性期の肩インピンジメント症候群に対する局所治療穴で、最も適切なのはどれか。
(はき第21回-130)[東洋医学臨床論]
鵞足を構成する筋の緊張を取るのに最も適切な治療穴はどれか。
(はき第21回-132)[東洋医学臨床論]
「50歳の男性。長年、バドミントンを続けているが、最近バックハンド時に肘に痛みを自覚する。局所の熱感・腫脹はないが、筋の過緊張と圧痛がみられる。」
病態の確認を目的として行う理学検査で最も適切なのはどれか。
(はき第21回-135)[東洋医学臨床論]
「50歳の男性。長年、バドミントンを続けているが、最近バックハンド時に肘に痛みを自覚する。局所の熱感・腫脹はないが、筋の過緊張と圧痛がみられる。」
罹患部への治療穴として適切なのはどれか。
(はき第21回-136)[東洋医学臨床論]
徒手検査所見と罹患部への治療穴との組合せで適切なのはどれか。
(はき第22回-127)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害と局所治療穴との組合せで最も適切なのはどれか。
(はき第22回-128)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例について、施術対象となる椎間関節部位で最も適切なのはどれか。
「19歳の男性。体操競技選手。体幹のひねり動作時に腰部に違和感を訴え、近医にて分離すべり症と診断された。母趾の背屈力が弱い。」
(はき第23回-126)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例に対する鍼施術で治療対象となる筋はどれか。
「17歳の女子。陸上部の長距離選手。練習開始時、脛骨内側縁の中1/3と下1/3の境界付近に軽い痛みを覚えるようになったが、日常生活に支障はない。エックス線像に異常は認めない。」
(はき第23回-127)[東洋医学臨床論]
承山への刺鍼が最も有効なスポーツ外傷で陽性となる徒手検査はどれか。
(はき第24回-131)[東洋医学臨床論]
徒手検査所見と罹患部への治療穴の組合せで適切なのはどれか。
(はき第25回-127)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例で罹患筋を対象に施術する場合、最も適切なのはどれか。
「32歳の男性。野球チームでピッチャーをしている。最近、投球動作でフォロースルー期に肩後方の痛みを感じるようになった。」
(はき第25回-128)[東洋医学臨床論]
下腿の区画と筋の組合せで正しいのはどれか。
(はき第26回-57)[臨床医学各論/東洋医学臨床論]
次の文で示す症例に対して障害部位を走行する経脈の同名経の治療穴で最も適切なのはどれか。
「52歳の男性。主訴は膝外側の痛み。最近、趣味である朝のジョギング時に膝外側の痛みを自覚したことから来院。徒手検査でグラスピングサインが陽性であった。」
(はき第26回-122)[東洋医学臨床論]
徒手検査所見と罹患部への局所治療穴の組合せで最も適切なのはどれか。
(はき第26回-126)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例に対し、局所治療穴を定めるための徒手検査で陽性になる可能性が最も高いのはどれか。「21歳の男性。大学で水泳部に所属し、専門はフリースタイル。肩の外転、屈曲時に肩前外側に痛みを呈する。」
(はき第26回-132)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術対象となる経穴で最も適切なのはどれか。
「28歳の女性。テニスを10年続けて上級者となってきた。2週間ほど前から肘の内側に痛みを感じるようになった。熱感や腫脹はない。」
(はき第27回-122)[東洋医学臨床論]
次の文で示す病証に対して治療すべき足の経脈・経筋として最も適切なのはどれか。
「26歳の男性。主訴は膝の痛み。4日前に宴会で食べ過ぎた。その後、背中の張り感やだるさとともに、趣味のバスケットボールでジャンプしたときに膝に痛みを自覚する。舌中央部に黄厚膩苔がある。」
(はき第27回-124)[東洋医学臨床論]
局所治療穴として曲池が最も適切なのはどれか。
(はき第27回-130)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例の圧痛点に対する局所治療穴として最も適切なのはどれか。
「20歳の女性。高校時代にバレーボール部の活動で前距腓靭帯損傷を繰り返し起こしていた。罹患靱帯のやや下方に圧痛と歩行時痛があり、近医で足根洞症候群と診断された。」
(はき第27回-133)[東洋医学臨床論]
上腕骨外側上顆炎の患者に対するSOAP方式による記録で、Pに相当するのはどれか。
(はき第27回-125)[東洋医学臨床論]
筋肉痛に対する局所施術として、罹患筋と治療穴の組合せで正しいのはどれか。
(はき第28回-125)[東洋医学臨床論]
徒手検査法の陽性所見と罹患筋への治療穴との組合せで適切なのはどれか。
(はき第28回-133)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の罹患筋に対する治療穴として最も適切なのはどれか。
「20歳の男性。ラグビーで反復性の肩関節脱臼を起こしている。先日、脱臼して整復されたが、肩の外側にしびれと筋の脱力感による挙上制限がみられた。」
(はき第28回-134)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例の罹患筋に対する刺鍼部位として最も適切なのはどれか。
「20歳の男性。右利き投手。オーバースロー投球時のコッキング期に右肩峰の前下方に痛みが出る。インピンジメントテスト陽性。」
(はき第29回-136)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例の原因となる筋への治療穴として最も適切なのはどれか。
「13歳の男子。サッカーをしており、最近になり膝前下部の運動時痛と腫脹が認められた。」
(はき第29回-137)[東洋医学臨床論]
スポーツ障害と罹患筋に対する局所治療穴の組合せで適切なのはどれか。
(はき第29回-138)[東洋医学臨床論]
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コメント
「次の文で示す患者の病態に対し、罹患部へ局所治療を行う場合、適切な筋はどれか。
「20歳の男性。ハードルの選手。練習中に右臀部に痛みを感じるようになった。股関節の他動的な内旋によって痛みは増強する。」
(はき第18回-129)[東洋医学臨床論]
大腿方形筋
梨状筋
大腿筋膜張筋
中殿筋」
ですが、他動的な内旋で(ストレッチされて)痛みが増強されるなら、
外旋六筋である「大腿方形筋」も該当するはずですよね。
また、中殿筋も調べると、「後部線維が大腿の外旋を補助する」とあるので、
正答が「梨状筋のみ」というのが不適かと思いました。
医道の日本社の国試解説本には「不適切問題」とありました。
どうぞご確認の上、ご検討くださいませ。
いつもありがとうございます!さん
ご連絡ありがとうございます。
私も最近同社の過去問題集を購入しまして、教えて下さった問題の解説文を読めました。
正解3つとして対応させて頂きました。