排尿障害の過去問題[臨《症》](鍼灸編)


次の文で示す患者の治療対象とする病証で適切なのはどれか。
「腰が重だるく、夜間頻尿を伴い、下肢が冷え、力が入らない。下腹部が軟らかく、尺中の脈は弱い。」
(はき第4回-130)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病証に対する適切な治療方針はどれか。
「67歳の男性。頻尿と残尿感がある。腰の重だるさ、足の冷えを伴う。下腹部に抵抗がなく、尺中の脈は弱い。」
(はき第5回-137)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者に対する治療で適切でないのはどれか。「68歳の男性。次第に耳が聞こえなくなり、最近では耳鳴りも伴うようになってきた。耳鼻科では加齢によるものとされた。腰のだるさ、夜間頻尿があり、疲労時には耳鳴りが増強する。」
(はき第6回-136)[東洋医学臨床論]
固摂機能の低下による夜間頻尿で適切な治療はどれか。
(はき第7回-127)[東洋医学臨床論]
「本態性高血圧で降圧薬を服用している78歳の男性。夜間頻尿を主訴として来院。手足のほてり、腰の重だるさがみられ、舌診では舌質紅・無苔、脈診では浮で無力を呈した。随時血圧測定では収縮期血圧148mmHg、拡張期血圧84mmHgであった。」
随時血圧の測定で誤っているのはどれか。
(はき第14回-138)[東洋医学臨床論]
「本態性高血圧で降圧薬を服用している78歳の男性。夜間頻尿を主訴として来院。手足のほてり、腰の重だるさがみられ、舌診では舌質紅・無苔、脈診では浮で無力を呈した。随時血圧測定では収縮期血圧148mmHg、拡張期血圧84mmHgであった。」
本症例の高血圧の治療を放置した場合、 臓器障害がみられにくいのはどれか。
(はき第14回-139)[東洋医学臨床論]
「本態性高血圧で降圧薬を服用している78歳の男性。夜間頻尿を主訴として来院。手足のほてり、腰の重だるさがみられ、舌診では舌質紅・無苔、脈診では浮で無力を呈した。随時血圧測定では収縮期血圧148mmHg、拡張期血圧84mmHgであった。」
証に基づいて、鍼灸治療を行う場合の治療対象となる適切な病証はどれか。
(はき第14回-140)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の東洋医学的病態で適切なのはどれか。
「65歳の男性。主訴は排尿痛。3年前から自覚するようになった。飲食の不摂生から便がすっきり出ないときに痛みが強くなり、下腹部の不快感を伴う。尿は色が濃くて量が少ない。舌質は紅、舌苔は黄膩。脈は滑数。」
(はき第24回-122)[東洋医学臨床論]
「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」
本症例の疾患で最も適切なのはどれか。
(はき第24回-123)[東洋医学臨床論]
「74歳の男性。農業に従事。主訴は頻尿と会陰部の不快感。10年前から尿が出始めるまでに時間がかかるようになった。就寝後、排尿のため2回は覚醒する。PSA値は正常範囲内である。会陰部の不快感が増強している。血尿、尿混濁は認めず、排尿痛はない。」
会陰部の症状緩和を目的に陰部神経への鍼施術を行う場合、刺鍼部位の目安となる体表点で最も適切なのはどれか。
(はき第24回-124)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病証で最も適切なのはどれか。
「82歳の女性。主訴は腰痛。頻尿があり、くしゃみなどで失禁することがある。」
(はき第25回-117)[東洋医学臨床論]
「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」
本疾患の排尿に関する症状で最も適切なのはどれか。
(はき第26回-137)[東洋医学臨床論]
「69歳の男性。主訴は頻尿。一晩に2、3回トイレに行く。泌尿器科で過活動膀胱と診断された。舌診では舌根部の舌苔が厚く、腹診では下腹部の軟弱がみられた。脈診では左尺中の沈が虚であった。」
本症例に対して難経六十九難に基づき、一つは肺経の経金穴を配穴した。もう一つの治療穴の部位はどれか。
(はき第26回-138)[東洋医学臨床論]
切迫性尿失禁に対して体性-内臓反射に基づいた治療穴として最も適切なのはどれか。
(はき第27回-131)[東洋医学臨床論]
次の文で示す症例に対して神経を介した治療部位として最も適切なのはどれか。
「52歳の女性。1年前に子宮癌で摘出手術を受けた。転移はない。会陰部の痛みとともに、尿失禁も起こるようになった。」
(はき第27回-132)[東洋医学臨床論]
「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」
本症例の尿もれと最も関係するのはどれか。
(はき第27回-137)[東洋医学臨床論]
「63歳の女性。主訴は尿もれ。咳をしたり、重い荷物を持ったりすると尿がもれる。腰背部がだるく、足が冷える。舌は淡で歯痕、脈は沈細。」
本症例の病証に対し、難経六十九難による鍼治療で使用するのはどれか。
(はき第27回-138)[東洋医学臨床論]
次の文で示す患者の病証として最も適切なのはどれか。
「42歳の女性。主訴は頻尿と排尿時痛。尿は途切れがちで黄色く混濁している。会陰部の違和感や残尿感もみられる。舌質紅、脈は滑数。」
(はき第28回-120)[東洋医学臨床論]
過活動膀胱の患者に対する治療で、仙髄排尿中枢を介した治療穴として最も適切なのはどれか。
(はき第29回-131)[東洋医学臨床論]
「72歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」
病態として最も適切なのはどれか。
(はき第29回-153)[東洋医学臨床論]
「72歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」
治療方針として最も適切なのはどれか。
(はき第29回-154)[東洋医学臨床論]
排尿障害の過去問題[臨《症》](鍼灸編)
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